【2022年11月最新】引越し見積もりにおすすめ予約サイト6つ比較してみた。
インターネットから引越し業者にまとめて見積もりを予約できるサイトって沢山ありますよね。使い方、登録業者数、特典などサイトによって差があります。今回は実際に使ってみた結果、どこが一番使いやすかったのかを記事にまとめました。
サイトを利用する前に以下の4点を重視しています。
- 業者選択が可能なこと ←選択できないと手に負えないほど連絡がくる可能性がある。
- 利用できる業者の数 ←大手だけでなく中小もチェックしたい。
- 使いやすいこと ←出来るだけシンプルで分かりやすいほど良い。
- 備考入力欄がある ←電話が煩わしいので連絡はメールでと記載したい。
使ってみたのは6サイト。実際に利用してみて使いやすかったサイトをランキング形式でご紹介していきます。
引越し見積もりサイトを使うメリット
通常は一社毎に”こちらの引越しの条件”を電話やサイトで伝えていくのですが、見積もりサイトだと引越し条件を一度入力しておけば同じ内容で複数社に伝えることができます。一番分かりやすいメリットが「時間短縮」です。
特に遠距離、海外、オフィスなど条件が難しい引越しは安く対応できる会社が限られるので、一括で依頼することで自分で会社のプランを1つずつ調べる手間が省けます。
一般的には3~5社に依頼する人が多いです
なんとなくお願いしようと考えている本命の会社があると思いますが、「本命の会社+2番手の会社+安そうな会社」の3社を選択すると交渉しやすいです。
出来るだけ安い見積もりが欲しいならさらに1~2社加える感じですね。ただし、1社あたりの訪問見積もりが1時間程度と考えると、5社対応すると一日がかりになるので気合が必要です。
時間短縮以外のもう一つのメリットとしては、情報を送信すると見積額の目安をまずメールで送ってもらえるので、「メールが交渉材料」になるということ。
安い見積もりメールはコピーしておこう
メールの中から訪問見積もりをお願いしたい会社に返信するという流れですが、安い見積もりメールをコピーやスクショを撮っておけば訪問見積もり時に、その金額を使って交渉出来るので便利なんですよね。
なので、『訪問見積もりをお願いするつもりはないけど安そう』という会社を1社選んでおくと、最初から安い額をメールで提示してくれるので本命会社との交渉に使えますよ。
引越し会社は、大手業者と中小業者(地域密着型を含む)のどちらがいい?
一番気になるのが引越し料金ですが、基本的には中小業者の方が大手よりも安くなる場合が多いです。大手の料金には宣伝費、きめ細かいサービス、様々な人件費が反映されています。
大手業者は営業、オペレーター、作業員がそれぞれ専門で担当しています。梱包素材も再利用できるエコロジーな資材を独自に開発していたり、養生も沢山の資材を使い丁寧です。テレビCMで宣伝もしていますよね。
対して中小業者は電話対応、営業、作業員をすべて同じ人物で行うことが多く、宣伝もほとんどしていません。そういったことから中小業者の方が安い値段を提供出来るんです。
ただし、大手の方が安くなる場合もあります。遠距離の引越しや難易度の高い引越しの場合です。
丁寧なサービスだけ高くなりがちな大手ですが、全国に営業所があるため遠距離では支店のない中小よりも有利なんです。
中小業者は遠距離でも搬入、搬出の作業員は同じ人がやります。引越し先へ運んだ後は空のトラックで帰宅です。大手業者は荷物はJR貨物で一気に運んで後は現地の営業所が引き継いだりします。作業員の拘束時間で差が出るため大手が有利!
業者選びの参考にしてみてください。前置きが長くなりましたが、次から引越し見積もり予約サイトを6つ比較していきます!
1位. SUUMO引越し
SUUMOでお馴染みのリクルート住まいカンパニーが運営する引越し見積もりサイトです。LIFULL引越し(旧 HOME'S引越し)と同じように、見積もりが欲しい引越し業者だけを選んで、見積もりを依頼できます。
登録業者や入力の簡単さはLIFULL引越し(旧 HOME'S引越し)とほとんど同じ様な感じですが、SUUMOの大きな特徴は電話番号記入が任意なんです!!!
電話番号不要で申込出来る!
赤枠を見てもらうと電話番号が”任意”となっていると思いますが、メールアドレスだけで申込が出来ちゃうんです。
引越しの一括見積のデメリットは電話営業の煩わしさですが、その心配がありません!
引越しの一括見積サイトで電話番号記入が不要なのはSUUMOだけです。素晴らしいですね^^
私も一括見積もりの予約後にくる大量の営業電話が嫌いだったのですが、この仕組みは大変ありがたいなと思いました。
もちろん依頼する業者を選択して申し込む事が出来るので、よく分からない業者から連絡が来ることもありません。
電話番号を未記入で申し込んだ場合は、メールでの返信を待つことになるので、すぐに連絡が欲しい!という方は電話番号を記入した方が早いですが、
急ぎではない方には電話番号営業の心配がないというのは大きなメリットですね。
2位. LIFULL引越し(旧 HOME'S引越し)
今回、大手の中でも使いやすかったのがLIFULL引越し見積もりです。不動産・住宅情報サイトとして有名ですよね。そこがやっているサービスです。
ホームズくんのTwitterは時々ネタ投稿もあって面白いのでフォローしてみてもいいかもしれません。
LIFULL引っ越し見積もりの良いところは”入力画面がシンプルで分かりやすい”こと、そして一番の魅力は見積もりを依頼する業者を自分で選択できることです!
普通出来るんじゃないの?と思うかもしれませんが今回使ってみたところ業者選択できるのは「引越し侍」「LIFULL」「SUUMO」だけだったんです。
また、サイトによっては見積もりに合わせてインターネットサービスやウォーターサーバーをお試しさせようとするところもあるのですが、そういった余計なものがまったくないのも印象が良かったです。
引越しの荷物を入力する項目がどのサイトでも必ずありますが、LIFULLは簡易入力できるようになっています。もちろん詳細入力もできます。
見積もり料金は訪問見積もりしないと結局分からないと思っているので、簡易入力があるのはうれしかったです。
荷物量を入力して検索するとこのように業者が表示されるので、自分で選択して送信して完了!とても簡単でした。
表示される会社のバランスが最高に良い
もう一つ注目するところは、表示される業社のバランスが良い所。私の場合はこんな感じで大手4社と中小4社が表示されました。
訪問見積もりをとる時のスケジュールは、
- 最初の業社 → 第三候補
- 2番目の業社 → 本命
- 3番目 → 第二候補
私はメールで連絡がきた業者の中から、大体3社から訪問見積もりをとる形にしていますが、第三候補には中小業者を選ぶことが多いので大手業社と中小業社がバランスよく選択できるのはGOODですね~。
ちなみに8社から見積もりメールをもらって、最終的に訪問見積もりを依頼した業者は「アリさんマークの引越社」「サカイ引越センター」「町の引越屋さん」の3つ。
アリさんとサカイをセットで見積もり依頼する場合は、この2社はライバル関係なので、お互いに負けまいとして安くしてくれますが、お互いに譲らずしつこくなる時もあるのでご注意を。笑
3位. 引越し侍
引越し侍はテレビCMも流している見積もりサービスですね。私も以前このサイトを利用したことがあって、各業者の詳細を比較しながら見積もりを依頼する会社を選択していった記憶があります。引越し侍は登録業者数が307社と大手見積もり業者の中で最も多く、数多い業者の中から見積もりを検討することができます。
引越し侍で見積もりを開始する手順はとても簡単です。
STEP1.無料見積もりスタート
まず最初のページで1.現在の住所の郵便番号・2.引越し先の都道府県・3.引越しタイプ(単身、家族、オフィス)を入力し、「無料見積もりスタート」をクリックします。
STEP2.引越し希望日の入力
次に「現在のお住まい」と「引越し先のお住まい」の情報を入力していきます。ここでは任意になりますが、建物の階数や間取りなど入力しておくことをおすすめします。
STEP3.お引越し希望日の入力
「引越しご希望日・人数」、「お客様情報」を入力していきます。
STEP4.お荷物情報の入力
運搬を依頼したい家具家電・その他(カーペット、布団、自転車、仏壇など)にチェックを入れ、欲しいダンボールの個数などを入力していきます。
次に、依頼作業という項目があるので依頼したい項目にチェックを入れましょう。ちなみに依頼作業の項目は以下の通りです。
- 荷造り/梱包
- 家具梱包
- 荷ほどき
- 家具の配置
- 立ち寄り
- 不用品の処分
- ペットの輸送
STEP5.見積もり完了&相場を見る
オプションサービスやクチコミ、予想相場料金を自分で確認し、見積もりを出したい会社を選択しチェック&送信で完了!
自分で細かく調べて厳選できるのは魅力的ですよね。引越し侍のように細かく調べられる見積もりサイトは少ないので使用する側としてはすごくありがたいです。
LIFULLは登録業者数が100社で引越し侍は307社と記載されているので、引越し侍の場合には沢山の業者が候補に上がります。そのため3位にさせて頂きました。
4位. ズバット引越し比較
ズバット引越し比較の運営母体は株式会社ウェブクルーです。2004年~2015年まで上場もしてた大企業です。登録業者数は220社以上となっていて、引越し見積もりサイトの中でトップクラス。ちなみに上のLIFULLは100社だそうです。
荷物の数量選択に対応!
見積もり情報を入力をする画面もシンプルで分かりやすく使いやすいです。引越し侍と同じように荷物の数量選択にも対応しています。
業者選択が可能に!
今までは業者選択ができなかったのですが、2020年10月現在、業者選択が可能となっていました。
ズバット引越しのメリット・デメリットは?
ズバットのような業者を選択しない一括見積もりのメリットは、一気に沢山の業者に通知するので、すぐに業者が見つかることですが、デメリットとして、営業担当者が一斉に電話をかけてくることです。
メールも大量にくる可能性が高いので、メインのアカウントは使わずにYahoo!メールやGmailで適当なアカウントを作った方が安心です。
電話をかけてこられるのが嫌だという方は、備考入力欄に次のように電話は受け付けないと記載しておいた方がよいです。
特にズバットは参加業者が非常に多いので何も書かないと電話の荒しが待っています。
記載しても電話をかけてくる業者(大体大手業者ですが...)は無視しましょう。
5位. 引越し達人セレクト
引越し達人セレクトは20周年ということで、サービスの運営歴は非常に長いですね~。登録業者数の記載はないので、どんな業者が参加しているのかは不明です。
上記2つのサイトはじっくり業者を自分で選んで、という形でしたが引越し達人セレクトはとにかくシンプル!どうせ見積もりの時に細かく打合せするから入力なんて簡易でいいのでは?という考えの方に最適です。
住所・引越し日・お客様情報入力で完了!
ご住所と引越日・お客様情報を入力すればお問い合わせが完了します。荷物の量や条件などはその後でという珍しい形です。
30秒で申し込めると書いてありますが、本当に30秒程度の簡単入力です!
あなたに合うおすすめの業者が表示!
簡単に入力した間取り、人数、日程などから条件に合った業者が比較表示されます。荷物の量を入力しなくてもいい会社はここだけです(笑)
6位. 比較.com 引越比較
比較.comは結構昔から見かけるサイトですが当時は価格.comとの違いが分からず混乱していました。その比較.comの見積もりサービスです。
ここのサイトは超シンプルで、どれだけシンプルかというと入力画面が1ページだけなんです!
見積もり依頼する会社が最初に表示される!
「見積もりスタート」の次の画面のトップに依頼する会社がいきなり表示されます。私の場合は大手のみの表示でしたので微妙でしたが、見積もりを送信する会社を表示してくれるのはうれしいです。
各種荷物の数量を選択
あとはそのまま下へ入力していって完了!という超シンプル設計です。もう少し表示される業者が多くて選択も出来れば完璧だったんですけどね。
『大手業者にしか依頼するつもりはない!!』という人は簡単に複数業者にまとめて依頼が出来るので便利だと思います。
まとめ
私の場合は営業電話の心配がない"SUUMO"一択でしたが、・自分で細かく使い勝手の良い”LIFULL”・"引越し侍"も良さそうですね~。
業者を選択出来るのがこの3サイトとズバット引越しだけだったので、申し訳ないですが他を使う魅力はあまりないかなと思いました。
ネットから見積もり依頼をする場合の注意点としては『時間を気にせずに電話を何度もかけてくる営業マンが必ずいる』ということです。
対策としては、
- 備考欄に「終日電話は出られないので連絡はメールでお願いします」と記載すること
- 沢山の業者に依頼しないこと(3~5社がおすすめ)
- メールアドレスはフリーメール(Yahoo!、Gmailなど)を使う
この3点は意識した方が安全です。
私の印象ですが、大手営業マンほど図々しい人が多く、中小業者の方が融通が効く場合が多い気がします。
どんな人が担当者がついてくれるかわかりませんが、お金だけじゃなく担当者の雰囲気をみてその引越し業者を決めるというのもいいですね。
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著者プロフィール
由依
転勤族夫をもつ主婦です。夫の転勤で結婚してから5回引っ越しました。 2~3年毎に全国をまわっています。