【体験談】長距離650kmの引越し見積もりの結果、一番安い業者はどこだったの？
夫の仕事の都合で、何度も引っ越しをしている私ですが、一番最近の引っ越しでは大手５社に見積もりを依頼しました。
その結果、回答が来たのは３社です。なぜ２社から正式な回答が来なかったかというと、事前に伝えていた他社の見積もりより安く出来ないということで見積もり金額は提示されなかったのでした。
同じ引っ越しでもこれだけ差が出る引っ越しの金額について、私が身をもって体験した内容を紹介したいと思います。
引越し条件の提示
私たちの引越しの条件は、『とにかく安くお願いしたい!!』ということが一番だったのでそれを伝えて、引越し会社に見積もり依頼しました。
そのため、基本的に梱包は自分たちで行います。家具の解体、組み立ても出来る事は自分達で行うことを伝えました。
搬入日は日にちを指定し午前中希望としました。時期的には６月だったのでそれ程忙しい時期ではありません。
愛知から宮城への引越し
搬出するところは愛知県の名古屋まで車で３０分の某市。アパートの１Ｆからの搬出です。搬入先は、宮城県の仙台市で、４Ｆ建ての４Ｆ、エレベーター無しの物件です。
荷物の量は、子ども２人と夫婦２人の４人の荷物で、大きなものでは大型冷蔵庫、４０インチのＴＶ、食器棚、布団３組、ダイニングテーブル、ストーブ、子どもの自転車、三輪車などがあります。その他にも小さなチェストや棚、段ボールは５０個程度ありました。
条件はこんな感じ
- 時期は６月。午前中で日付指定
- 愛知県（名古屋市近郊）→宮城県（仙台市）【約６５０km】
- ４人家族（ダンボール５０個程度）
１社目 会社の提携業者の見積もり結果
まず１社目は会社で夫の会社が提携している大手引っ越し業者に見積もりをお願いしました。ここで頼むと夫の会社から数万円の引っ越し補助があります。
見積もりしてもらった結果は、ざっくり約２０万円とのこと。
１社目でしたが、こんなにするんだという思いもありました。これをベースに他社へ相見積もりをします。
２社目 大手引っ越し業者の見積もり結果
次の業者もＣＭなどでもおなじみのサカイ引越しセンターです。１社目は口頭で金額を聞いたのみでしたが、２社目は割と細かい金額設定まで出てきました。合計金額は、約１７万円。
会社提携の１社目よりも安い金額ですが、会社からの補助を考えると１社目で頼んだ方が良さそうだと思い、事情を伝え引っ越しは依頼しない事をサカイの方に伝えました。
３社目 鉄道輸送も出来る引っ越し業者の見積もり結果
以前にも利用した事がある引っ越し業者で、私の本命の引っ越し業者です。株式会社日本鉄道「JR貨物」の引越しサービス。
ここはＪＲコンテナも使用できるので長距離が安くなる事が特徴です。期待を持って見積もり依頼をした引っ越し業者ですが、提示金額は約１８万円でした。
２社目と同じように事情を伝えたところ、事業所か提携先か分かりませんが営業の方が電話をしてくれました。何の話をしているのだろうと思っていましたが、何か交渉してくれたようです。最終的には１３万５千円になりました。
どうしても安く引越したいという事情を伝えることで、５万円近くの値引きができました。やはり交渉は大切ですね。
この見積もりを元に残り２社にも依頼してみたが...
同じように、もう２社の業者に見積もり依頼をしましたがそこでは具体的な金額は提示されませんでした。13万5千円以下には絶対に無理ということで、金額すら出なかったのです。
他にも費用を抑える方法はあります
長距離の引っ越しはどうしても金額が高くなるので、少しでも費用を抑えたいですよね。コンテナ便の他にも費用を抑える方法があるので今回は２つご紹介します。
１．混載便
一人暮らしの場合に限りますが、混載便なので一緒の方向に引っ越す方の荷物と一緒に、大きなトラックで運んでくれるので費用が安くなります。ただし、日程は選べないことが多いです。
２．フリー便
フリー便は、作業時間を指定しないプランのことです。午前を選ぶ方が多いので、午後になる場合が多いですが、時間を指定しないことで費用を抑えることができます。
まとめ
私の場合は、最終的に鉄道輸送も出来る引っ越し業者が最も安かったのでそこに依頼をしましたが、どこの業者が安いかはその時の状況や荷物の量、移動距離などによっても変わってきます。
私たちの引っ越し時期が６月でそこまで業者が忙しくない時期だったのもあり、安い金額で引っ越すことができたのだと思います。また、繁忙期であってもできる限り安く引っ越しをするためにはいろんな会社に見積もり依頼をしましょう。
引っ越し業者によって数万円の金額差が出ることは当たり前の世界です。私は５社に見積もりを依頼することになりましたが、見積もりは１社だけに依頼するのではなく、数社に依頼して、交渉してみてくださいね。
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著者プロフィール
パピヨン
夫が引越し業者で働いていた経験があり、引越し業界の内部情報のネタが豊富です。
