【引越し】荷造りに役立つ入れ物5選
業者に引越しの運搬をお願いするときには、無料でダンボールが貰えたり、食器専用のエコBOXを準備してくれたりと、荷物の入れ物には困らない場合が多いですよね。
一方で業者に頼まず自分で引越しをされる方は、ダンボールの手配だけでもなかなか大変なものです。まして、自分でそれぞれの用途にあった種類やサイズのダンボールを準備することは大変手間のかかることでもあります。
今では、昔にはなかった非常に便利な運搬に使えるダンボールなどが増えてきています。私も引越し業者に依頼した際に見たことはあっても、知らなかったアイテムが多く販売されていることを知って驚いた一人です。
それでは、引越しの際に活用したい『荷物の入れ物オススメ5点』をご紹介いたします。
1.ハンガー吊るしダンボール
一般的に、衣料品関係は衣装ケースやダンボールに入れて運搬することが多いです。そんな衣料品でもそのまま衣装ケースやダンボールに入れるのをためらうのが、スーツやデリケート衣類です。
畳むとシワになる洋服やスーツは、なるべくハンガーにかけたまま運びたいですよね。そこで便利なのがハンガー吊るしダンボールです。
引越し業者に頼んだことがある方は、見たことのある方もいると思いますが、一般市販用にもハンガー吊るしダンボールは販売されています。洋服を畳む手間が省けるのでとても便利です。
ダンボールの中には、スーツを10着ほどかけられるものもあったり、送料込みで2,000円くらいからあるようです。
2.テレビ梱包用ダンボール
大型テレビの運搬は、梱包も大変です。ダンボールを複数枚つなげて梱包したり、毛布やタオルケットのようなもので一度包んでから紐で縛ったりと、何とか梱包することは出来ると思いますが、とにかくテレビの梱包には手間と時間がかかります。
そんなときに便利なのがテレビ梱包用のダンボールです。小型のテレビはもちろん、50インチ程度の大型のダンボールまであり種類が豊富です。
通常エアパッキンなどの梱包材の他に、ダンボールの中でテレビが動かないように工夫されているので、破損やキズの心配も少なく安心です。
3.ふとん袋/ふとん圧縮袋
忘れてしまいがちなのが、ふとんの入れ物です。非常に大きい為専用の入れ物でなければなかなか入れることが出来ません。インターネットはもちろん、身近なホームセンターでもふとん袋は売っています。
大きなふとんを入れて圧縮できるものも販売されていて、コンパクトに圧縮することで、場所も取らないのでとっても便利ですね。
しかし、荷物の量が減るからと言って、なんでもかんでも圧縮袋を使えば良いというものでもありません。羽毛布団や羽根布団にはダウンの他にフェザーの羽根が使われていることがあります。
(ちなみに羽毛布団はダウンを50%以上使用したもので、羽根布団はダンが50%未満のもの)ダウンはガチョウや鴨など水鳥のふわふわした「わた羽」で硬い軸の部分がありませんが、フェザーには硬い軸の部分があります。
圧縮した際に袋に穴が開く恐れもありますので、そういったふとんは圧縮せずに、ふとん袋を使用する方が良いです。
4.靴用しきりダンボール
靴の運搬時は、購入した時の箱や適当にダンボールの中へ入れて運ぶ方も多いと思います。
私も適当に段ボールの中に入れて運ぶことが多かったのですが、まとめて普通のダンボールにいれると箱の中で靴が擦れたり、軽いのでダンボールも潰れしまったり、靴の形が崩れてしまったりということがありました。何気に型崩れはショックでしたね。
個別に靴を買った時の小箱に入れるのも良いですが、数が足りなくなったり箱の大きさがまちまちになったりします。
そこで便利なのが靴用しきりダンボールです。ダンボールの中で靴がバラバラにならず、仕切りがある為通常のダンボールよりも丈夫になりますし、型崩れもありません。
靴を沢山お持ちの方や靴を大切にされている方、靴の型崩れが気になる方は是非検討してみてください。
5.丈夫なダンボール
割れ物や機械類など絶対に壊れてほしくないものは、厳重に梱包をされると思いますが、それを入れるダンボールが壊れてしまっては元も子もありません。
そんな時に検討したいのが、普通のダンボールよりもとても丈夫な『強化ダンボール』というものです。販売元により名称は様々ですが、大人が上に載っても潰れないような丈夫なダンボールもあります。
万が一壊れてしまうことがないように、壊れてほしくないものは強化ダンボールに入れて運びましょう。
ちょっと高くて購入をためらう場合には、自作でダンボールを強化してみましょう。
引越しのトップランナームービングエスでは、ダンボールの強化方法の一例を紹介していますよ。
まとめ
自分で引越しをされる方は、ホームセンターで売っているような市販のダンボールやスーパーなどから貰ってきたダンボールに何でも入れてしまうという方も多いと思いますが、コスト優先だけではなく利便性や安全性も考えて、専用のダンボールや入れ物の購入も検討してみてくださいね。
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著者プロフィール
パピヨン
夫が引越し業者で働いていた経験があり、引越し業界の内部情報のネタが豊富です。