引越し女子部公式ブログ

引越し部員達が女性目線から引っ越しや住まいに関する悩み解消方法をわかりやすくまとめています。

プロの引越し業者の妻が賃貸物件の下見でチェックするポイント!

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住居において、快適に生活が送れるかどうかは非常に重要な事です。引っ越しをした後に、住まいに関する設備が無かったり、住宅環境が悪い事に気付いても時既に遅しです!

今回は、住まいを選ぶ上で快適に過ごせるかどうかに影響する設備や生活環境について紹介します。

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1. トイレ

ウォシュレットと温水便座はほしい!!

1980年代に放送していたウォシュレットのCMは、ウォシュレットがあまり普及していなかった当時でもとてもインパクトがありました。現在では、約80%の家庭でウォシュレットが普及していると言われており、生活する上でなくてはならない必需品となっている人も多いです。

その為、引っ越し先にウォシュレットがあるかどうかは、ウォシュレットに慣れた人にとっては重要問題ですよね。また冬場は特に重宝する温水便座であるかどうかも合わせて確認しておきたいところです。

私もウォシュレットと温水便座がある生活に慣れてしまっているので引っ越す際は必ずチェックするようにしています。

トイレは妥協しない方が良い

ウォシュレット以外にも、和式か洋式かは気にする人は多いと思います。現在では少なくなりましたが、汲み取り式の住居も残っていますので、どのようなトイレであるかを確認しておきましょう。

また、賃貸物件などに引越しする際、SUUMOやLIFULLでは温水便座がある物件を条件に追加することができますので、ぜひ活用してみてくださいね!

2. お風呂

追い焚き機能と換気機能をチェック!

1日の疲れを落とすお風呂も、快適に過ごせるかどうかに影響します。アパートなどでは、追い炊き機能がついていなくても毎日お湯を張れば良いと考える人もいます。夏場はそれで問題ないのですが、冬場はお湯が冷めやすく後悔する人も少なくありません。

私も経験がありますが、家族の人数が多いと最初に高温でお湯をはってなるべくお湯を追加せずに済むようにお湯張りをしていたのですが、かなりお湯が熱いので、最初に入る人は身体に負担がかかってしまうんじゃないかなと心配になることもありました。

掃除の事も考えてみる

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浴槽は、壁や天井・床と一体になっている一体式のユニットバスと言われるものと、浴槽が別体になっており、床に置くタイプがあります。

後者は、浴槽をどけないと浴槽の下の掃除がしにくい為、カビが生えやすいというデメリットがあります。隙間にカビが見えているのに掃除しようとしてもカビを取ることができなかったりとストレスが溜まりますよね。

建物が古い場合は換気機能の確認も

古いアパートやマンションなどでは、換気扇の通路が屋外に通じておらずエントランススペースや通路などに通じていて換気機能が十分発揮できない住まいもあります。

その場合、お風呂場にカビが発生しやすい状況となりますので、古い建物では、換気機能についても確認しておくと良いでしょう。

3.湿気やカビ

結露が発生しやすいかどうか

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梅雨の季節は、窓や壁、押し入れなどに結露が発生し易くなります。また、冬場も結露が発生し易い時期です。

結露が発生すると、それによってカビが発生しやすくなり、クロスなどもはがれやすくなります。カビは、見た目の不快さだけではなく健康にも悪影響を及ぼすので注意が必要です。

原因としては、梅雨の季節は空気中に含まれる水分が多いこと、冬場はそれ以外に室内と室外との温度差が大きいことなどがあげられます。

鉄筋コンクリートは湿気が溜まりやすい

鉄筋コンクリートの家は、気密性が高いことから部屋に水蒸気を含んだ空気が室外に逃げにくく、換気機能が不十分であると結露が発生しやすいようです。

結露対策

二重サッシや断熱効果の高い家は結露に対して有効ですが、もしもう既に結露が発生しやすい家に住んでいる場合、対策としては換気をまめにして水蒸気の多い空気を外に逃がす、除湿器をかける、などが有効です。

ホームセンターには結露防止スプレーなど結露対策グッズを売っているので試してみるのもよいかもしれませんね。

4.エレベーター無し物件

エレベーター無しは後悔するかも

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マンションであっても、4~5階程度のマンションではエレベーター無しの物件があります。3階建ての物件であればギリギリエレベーターなしの物件でもストレスなく過ごせるのかなと思います。

私は、現在エレベーター無しのマンションの4階に住んでいます。正直、毎日の通勤や買い物で1階から4階に下りたり登ったりするのだけでも辛いです。

ポジティブに捉えると足の筋トレにはなりますが、疲れて帰ってくると特にエレベーターがある物件にしたらよかった、、と後悔する気持ちになることもあります。

中でも、冬場のタイヤ交換がとっても辛いです。重いタイヤを持って4階から1階に下ろし、交換後にタイヤをまた4階まで運ぶ。タイヤの運搬が、交換作業よりも大変です。エレベーター付きのマンションにしておけば良かったと後悔する日々です。

5.駐車場

駐車場の出し入れが面倒な形ではないか?

マンションやアパートに住む場合、駐車場が付いていたり、空いていたりするとは限りません。駐車場を敷地外に借りる場合は、遠ければ遠いほど車に行くのも面倒になります。雨が降ったり、北国では車に積もった雪を下ろしたりする作業もあるので出来るだけ近くに借りたいものです。

雨の日といえば、水はけの悪い駐車場もありますので、余裕があれば雨天時に駐車場の状況も確認しておきたいものです。また駐車場のスペース、駐車場の入り口が広いかどうかも見ておいた方が良いです。

マンションの立体式駐車場では、出し入れが面倒な場合もあるのでどのようにして車を出すかを買ったり借りたりする前に理解しておきましょう。

6.インターネット環境

同じプロバイダーが使えるか?Wifi、携帯の通信状況を確認

多くの場合、引っ越し先の住所や建物の種類などをネット上で入力するだけで現在使用しているプロバイダーが引っ越し先で使えるかどうかを確認出来ます。

インターネット回線は、光回線を使用している場合通信状況に問題が無い事が多いのですが、Wi-Fi環境や携帯の通信状況は住む場所や建物によって大きく変わるので、出来れば現地へ行って確認しておいた方が良さそうです。

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著者プロフィール

パピヨン

パピヨン

夫が引越し業者で働いていた経験があり、引越し業界の内部情報のネタが豊富です。