レンタル収納スペース/トランクルームのおすすめをご紹介!
引っ越しの後、全て入るはずの荷物が収まらなかったという経験のある方や、物件選びで「後もうちょっと荷物が置けたらこの物件に決めるのに。」と思った事のある方も中にはいるのではないのでしょうか?
マンション、アパートで良い部屋が見つかっても収納がもう少しあればなあと悩むことも多いですよね。
そんな時に便利なのがレンタル収納スペース/トランクルームです。
最近では、単なる荷物を預けるスペースだけではなく付加価値のついたトランクルームも増えています。
今回は、そんなトランクルームやレンタル収納スペースを中心に荷物を預けることの出来るシステムについてご紹介していきます!
トランクルームとレンタル収納スペースはどう違うか?
トランクルームとレンタル収納スペースは、現在では混同して使用されているのが実態です。その為紛らわしいのですが、本来トランクルームとは”倉庫業者”が管理している荷物を預けるスペースを指します。
トランクルームは、国土交通省が定める標準トランクルームサービス約款にサービス内容が決められおり、預けた荷物に万一破損などが有る場合は補償が受けられます。(契約内容によっては免責事項がある場合もありますので契約内容を御確認下さい。)
大手トランクルームサービスといえばキュラーズ
15年以上の運営実績があり、テレビでも時々紹介されています。全国展開しているサービスなので安心して利用できると思います。現在5ヶ月間30%割引を実施しているようです。
レンタル収納スペースは賃貸契約
一方、レンタル収納スペースは不動産賃貸借契約に基づいたサービスで倉庫業者以外の業者(主に不動産業者)が行っており、スペースを借りるという契約になっています。そのため、荷物の補償が無い場合が多いです。
レンタル倉庫というのもありますが、後者の方に分類されます。大切なものを預けるなら、トランクルームへ。
クローゼット代わりにスペースを借りるのであればレンタル収納スペースが良さそうですね。
優良トランクルームマークをチェック!
屋内型のトランクルームには防虫対策がされていたり、温度湿度管理がされていたりするものがあります。
国土交通省では倉庫業者の申請に基づき優良なトランクルームには、優良トランクルームマークの認証を与えています。項目としては、防虫、防塵、定温、定湿などがあります。認定条件は以下の通りです。
- 保管場所、保管方法が明確
- 保管性能が明確
- トランクルーム寄託約款が決められている
- 相談窓口がはっきりしていて、担当者がいる
- 倉庫業認可を受けている
一般社団法人 日本倉庫協会
http://www.nissokyo.or.jp/navi/search/trunk_point.html
トランクルームやレンタル収納スペースに必要な費用は?
トランクルームやレンタル収納スペースでは月々の賃料の他に、初期費用、敷金・礼金、保証金、事務手数料、更新料などがかかる場合があります。最近では敷金・礼金などを含め初期費用がかからないところもあるようです。
料金比較はこちらのページが参考になります。都内なら一番小さいロッカーで「3,000円前後」、もっとも広い3畳のスペースは「30,000円前後」といった相場ですね。
>>料金金一覧|トランクルーム、貸し倉庫のプライベートBOX
屋内型か屋外型か
先ほどご紹介した通りトランクルームは万一の補償がついていることが多く、温度湿度管理をされており、防犯カメラが設置されているところもあります。
屋外は温度・湿度の影響を受けないモノ向け
一方屋外型の貸しコンテナや倉庫では、温度湿度管理や防犯カメラなどは無いところも多いです。屋外型の場合は、(人によって使われ方は色々ですが)タイヤなどのカー用品やスキー板、使わなくなった家具・自転車など温度や湿度の影響をあまり受けないものを置く場合に向いていそうです。
ホビー部屋も注目されています!
最近注目を浴びているサービスの1つに、レンタル収納スペースの延長上にある”都市型賃貸ガレージ”というものがあります。ガレージという名の通り、シャッター付きの車庫なのですが、ガレージ+ロフト付きタイプやメゾネットタイプがあります。
愛車のメンテナンスや車を眺めることができるのはもちろんですが、趣味の部屋として利用したり、事務所として利用することもできるようです。
倉庫というよりも住まいのような使い方ができるので大変便利ですね。ただし住む事は出来ないので注意が必要です。
趣味の部屋として
読書をしたり、静かに1人の時間を楽しむこともできます。また趣味のコレクションを保管しておいたり、ヨガ教室のスペースとしても使えます。
ビジネス利用も
1階には営業車を置いて、2階を事務所兼倉庫として利用することもできます。トイレや水道、エアコン、換気扇などの空調設備も完備されているので使い方は自由自在です。
こんな人にトランクルームやレンタル収納スペースがおすすめ!
1. 引越し時の一時的な荷物保管場所として
住宅の建て替えを考えているは、一時的に仮の住まいに引っ越す場合でも全ての荷物が入りきるということは少なく、荷物の保管場所が必要になります。
不動産会社などで、トランクルームなどを準備してくれる場合は良いですが自分で手配する場合は、余裕をもって立地や広さ、料金やサービスなど確認しておきましょう。
2. 寮生活で荷物の収納スペースがない人
会社に入社後、一時的に会社の寮に入らないといけないという方もいます。私の夫もそうでした。転職時に、一時的に寮に入らないといけなかった為、家族の荷物をどこに置こうか迷ったものです。
実家に置く事も考えましたが、迷惑は掛けられないと半年ほど借りたのがレンタルコンテナでした。半年ほど寮に入った後はレンタルコンテナから引っ越し業者に依頼し荷物を運んだものです。
他にもある預かりサービス
先ほど賃貸ガレージについては書きましたが、トランクルームやレンタル収納スペースの他に、”バイクボックス”というものもあります。
基本的には屋外のコンテナボックス(レンタル収納スペース)に似ていますが、異なるのがセキュリティー面です。バイクは盗難に合う事も多いことから、バイクボックスでは警備会社と提携していたり防犯カメラを設置していたりします。家やマンションなどに駐輪場がある方でも、チェーンが壊されて盗まれる事を心配してバイクを預ける人も多いようです。
また、ちょっとしたスペースなのに意外と邪魔になるのがタイヤです。季節によってタイヤを履き替える地域では、タイヤの保管場所に困っている方も少なくありません。また、タイヤ盗難の心配をする方やタイヤの持ち運びが大変という方も”タイヤ保管サービス”を利用しているようです。
タイヤ専門店やカー用品店では、タイヤを雨風から守ってくれる倉庫に保管してくれるので安心ですね。
関連記事
著者プロフィール
パピヨン
夫が引越し業者で働いていた経験があり、引越し業界の内部情報のネタが豊富です。