引越し時のカラーボックス・本棚の荷造り梱包・解体はどうしたらいい?
ご家庭によっては、カラーボックスや組み立て式の本棚・ラックなどを沢山使用されている方も多いと思います。
特に家具の中でも比較的小さいカラーボックスは、本棚や収納ボックス・衣装ケース・小物入れといった用途として使用できるため、大変重宝されます。
カラーボックスや本棚は購入してから自分で組み立てることも多く、引っ越し時にそのまま持って行くべきか解体するべきなのか迷う方も多いと思われます。
そこで今回は引っ越し時のカラーボックス・本棚・ラックなどの梱包や荷造り・解体について紹介します。
1. カラーボックス・本棚について
カラーボックスで多く流通しているのは3段のカラーボックスです。木の目模様のものからピンクやブルーなどカラフルなカラーボックスもあります。
3段のカラーボックスはセールなどで500円程度で売られていることもあり、安価で購入できるのも人気の理由の一つですし、単身者の方はこの形のカラーボックスを本棚として利用している方も多いと思います。
他にも段数でいうと4段や2段やワンボックスタイプのものなどがあります。
本棚の中の荷物は引っ越し前に段ボールに収納する
本やCDなどの小物が本棚やカラーボックスに入っている状態で運ぶと、小物だけでなく本棚やカラーボックス本体の板や壁が傷ついてしまう原因となりますので、本などは引越し用のダンボールに収納しておきましょう。
小物が入っている状態で本棚を運んでも良い引越業者もあると思いますが、万が一に備え小物はダンボール類に収納しておくことがオススメです。また本やCDはサイズが小さい割に重みがあるので、大きめよりも小さいダンボールを使用した方が良いです。
2. カラーボックスやラック・本棚は解体するべきか
カラーボックスを引っ越し時に解体するべきかについては、その時のトラックや引越し業者のプラン・部屋の経路・大きさによってケースバイケースだと言えます。
解体することで、確かに荷物がコンパクトになり少しだけ多く荷物を載せることが出来る可能性はありますが、引越後の手間暇を考えると個人的にはあまり解体はおすすめ出来ません。また、一度組み立てたものを解体すると、強度が弱くなってしまうため注意が必要です。
空間は荷物のスペースと考えれば解体によるメリットはほぼない
私はそのまま解体せずに出来るだけ棚の空間に荷物を詰め込むようにしています。丁度良いサイズのダンボールなどを入れて運搬するのも良いと思います。そうすることで解体した時と同等程度の荷物を積むことが可能になりますよ。
しかし、割れ物や壊れやすいものを入れてしまうと、運んでいる途中で壊れてしまう可能性があるので、気をつけてくださいね。
注意点としては、トラックにカラーボックスを積んだ後に、カラーボックスの中に荷物を入れるということです。荷物を持っていく際から、中に荷物を詰めてしまっていたら重くなってしまうので運ぶのが困難になります。
新居の搬入経路を確認しておく
新居の廊下やエレベーター・階段等、本棚やカラーボックスを運べる幅や高さが十分にあるのか事前に確認しておきましょう。もしそのまま運ぶことが困難な場合は、解体を行った方が良いでしょう。
3. カラーボックスやラック・本棚は梱包するべきか
引越し業者を利用する場合は、基本的にはカラーボックス等の梱包はしなくても引っ越し業者で運んでくれることが多いです。
業者や引越しプランによっては、特に指示をしなくても毛布などで梱包してくれるところもあるようです。
梱包の様子
もしカラーボックスを傷つけるのが心配であれば、自分で梱包しておくことも考えておかなくてはいけませんが、大きさによってはダンボールやプチプチなどでは量を必要とするため、梱包もなかなか大変です。
要らなくなった毛布やタオルケットなどで包み、紐で結ぶのがお勧めです。
まとめ
カラーボックスや本棚は、比較的安価なものが多く種類も多いです。したがって引っ越し時にはカラーボックスの金額に応じた梱包と、引越しプランや本棚の大きさに応じて解体するかそのまま運ぶか決めることが大切です。
また、カラーボックスは安価なものが多いので、引越す際に処分してしまう方も多いと思います。捨てる際は可燃ゴミの袋に入るサイズまで解体することで、可燃ごみとして捨てることができます。無料で捨てることができるのもカラーボックスのいいところですね。
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著者プロフィール
パピヨン
夫が引越し業者で働いていた経験があり、引越し業界の内部情報のネタが豊富です。