引越し営業マンとの交渉術と訪問見積もりで即決を迫る理由
引越しの見積もりをお願いしたら、営業マンが巧みなトークで成約を迫ってきたという経験のある方もいると思います。
「今日までキャンペーンをしていまして、今なら特別料金にできます。」
「上司に相談したところ、今回だけ特別安くして良いという許可がでました。」
「今成約してくれれば、丁度その頃こちらから帰るトラックに空きがあるので通常の50%OFFにできます。」
など言って、なんとかその場で成約にこぎつけようとする営業マンもいます。
引越し業者営業マンのゴリッゴリの営業がキツすぎて他社の営業マンもこのノリで家に来るかと思うとゲンナリしたしあれよあれよと即決させられた私は弱い………
— ふうこ (@chouette1314) January 23, 2022
昔引越し業者相見積もり取ったら営業マンから「即決していただけたら●万円」と提示されて、即決しないって言ってたら「上司とかけあってみます」と目の前で電話しはじめて、(わざとだろうけど)電話から声が漏れるような音量で上司から激詰めされる様子を見させられたことがあるけど最悪だったな
— ずんこPさんと他7366人 (@ohtsuki_zunko) December 17, 2020
そういう営業トークは本当かもしれませんが、半信半疑で聞いた方が良いかもしれません。
では、なぜそこまで営業マンが即決を迫るのでしょうか?
営業マンが即決を迫る理由と交渉術についてご紹介します。
1. 営業成績や給与に関わる
営業マンが即決を迫る理由として最も大きいのが営業成績や給与に関わる為であると考えられます。引越し業者の営業の仕事は、1件でも多く成約をとることです。
成約件数は、営業マンとしての成績です。出世にも関わりますし、給与に反映されることも多いです。その為、営業マンは1件でも多く成約を取りたいのです。
今日妻がサカイから貰った引越しの見積もり。
— しんたろー@10月TOEICで950点取る🦍💨 (@SHIN_NRFC) September 8, 2020
別の業者の先約があった所に半ば強引に同席した挙句、これを置いて帰ったらしい。
“即決だと〜でした”って、“うちが先ならもっと安かったのにね。残念でしたね”ってこと?感じ悪いしバカにし過ぎ。しかも現金払いてw
他と金額変わらないし、絶対に使わん😡 pic.twitter.com/GSLnxO9lEq
そのため即決を迫られたらすぐにOKサインをするのではなく、検討する旨を伝えて見積もりだけ控えておきましょう。引越しは人生の中でも大きなイベント事ですので、見積もりも各社比較してどの業者にするのかを考える時間が大切です。
また、キャンセル料金はほとんどの業者が2日前までならかからないため、控えておくのがおすすめです。
2. 他社に行かれたくない。他社で成約されたくない。
その場で即決してくれなければ、そのお客さんは次の引越し業者へ見積もりをする可能性が高くなります。
いくら営業力があっても、いくら感じの良い営業マンであったとしても次の引っ越し業者で、自分の算出した見積もり料金よりも安くなってしまっては後から成約してもらえないことを営業マンは分かっているのです。
料金設定も営業マンの努力だけではどうにもならない部分もあります。その為、即決を迫ってくるのです。
引っ越しの見積もり3社に頼んでたけど1社目で既に疲労がやばい。営業マンの掌で転がされた感あるけどまあ予算ぐらいまで安くなったから即決した。
— じゃすみん (@jasmine_aldn) March 31, 2021
引越し
— こう (@kot1116) September 5, 2020
8社くらい見積もりしてもらった
前の人はこれくらいだったんですけど...を言い続けたらどんどん下がって
11.4万→4.6万になった☺️
上記のツイートのように、複数社に見積もりを取ってもらい、見積り価格を下げる交渉術もあります。
3. 繁忙期は、1件でも多くお客さんと接触したい
3月4月は引越しの見積もり依頼も沢山来ます。繁忙期の営業マンは1日に何件も見積もり依頼をこなさなくてはなりません。
見積もり依頼をしてきたお客さんが、成約しないお客さんなのか、成約してくれるお客さんなのかを早く見極めたいと思っている可能性があります。
早く成約をとって次の見積もりをしたいのかもしれません。
引越し会社によるかもですが(⌒-⌒; )
— ゆう( ˙-˙ )やん (@YOUHBBYy0u) February 6, 2019
それはマンションの担当に確認した方がいいかもですね!
うちは12月初旬に引越し見積もり来てもらう予定で、その日の2日前に「伺う時間は明日連絡します!」って言われて翌日連絡なし。当日も見積もり来ずでブチ切れたことありますw
親身に対応してくれる営業マンを見極めることが大切です。
4. 2度手間を省きたい
せっかく見積もり額を提示しても、荷物を減らしたのでもう一度見に来てくれないかという依頼や、他社に相談したら安かったのでもっと安くならないかという依頼もあります。その場で、成約してもらえればそういった2度手間は無くなります。
5.スケジュールを埋めたい
トラックやスタッフの空きがある部分を埋めることができれば、無駄なく効率的に作業ができ、お金もより稼ぐことができるのでその場で即決を迫ってくることもあります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
営業の方からしつこく成約を迫られたらなかなか断れない状況になることもありますよね。もし成約を迫られて困ってしまったら、もしくは成約してもよいかなーと迷ったら、一度成約してしまうのも一つの手です。
なぜかというとキャンセル料金は、2日前までなら掛からない会社が殆どだからです。(一部、例外もあるので成約前に確認しましょう。)
尚、そういった会社であっても無料でもらったダンボールなどキャンセル料金として支払わないとならないケースもあります。
成約時に特典をプレゼントしますとか、無料でダンボールを置いていきますという場合には、期日に関係なくキャンセル料金が発生する可能性もありますので注意が必要です。
特典やプレゼントはキャンセル防止
特典やプレゼントなどを貰うことでキャンセルしにくいという心理が日本人には働くことを引越し会社・引越し会社の営業マンは分かっているのです。
いずれは成約する引越しの契約でも、営業マンのペースにはまるか、はまらないかによって引っ越し業者も料金も変わってきます。
自分のペースで、自分のケースに合ったより安い引越し業者を見つけてください。
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送られてきたメールはコピーすれば交渉材料にも使えるので比較しながら安そうな会社を選ぶのがポイントです。
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著者プロフィール
パピヨン
夫が引越し業者で働いていた経験があり、引越し業界の内部情報のネタが豊富です。