引越し確定後に必要な手続き・準備まとめ
新しい部屋への入居はワクワクするものですよね!私も引越しをするたびに新しい生活にワクワクします。でも実際に引越すまでにはしなければならないことがたくさんあるんですよね。
引っ越し先が決まった後には役所での転出届けの提出や、電気、水道、ガスなど各種手続きが必要になります。今回はスムーズに引越しを進めていくためにどんな手順で準備を行えば良いのかをまとめました。
項目の1~4は「すぐにでもやるべき事」
5~8は「一週間前までを目安に準備しておく事」です。
最後にプリントアウトして使えるチェックリストも紹介してあるのでぜひ参考にしてみてくださいね!
▽まず最初にやること▽
1. ”退去日”を決めたら不動産屋、大家に連絡
退去日の1ヶ月前までに不動産屋もしくは大家(仲介業者の場合もあり)に退去の連絡を行います。契約によって2ヶ月前の場合もあるので、引っ越しが決まったら早めに連絡しましょう。
不動産屋に連絡すれば間違いありませんが、大家さんによっては退去時のやり取りは仲介業者に委託している場合もあるので、契約書を確認してみてください。
鍵を返却するために明け渡し当日の立ち合いが必要になりますが、例えば引越し日を立会日にした場合は午前中に引っ越しを終えて、その後旧居の掃除をして立ち会いという流れになります。
この流れが理想ではありますが、立ち会いは明るい時間帯に行うものなので午前中に引越しを終えることが必要ですし、不動産屋も引っ越しシーズンは予定が埋まっていることも多いので、早めに連絡してスケジュールを抑えておくことが必要です。
鍵の返却日を当日にするか?旧居は日割りで数日借りておいて後日鍵返却にするか?どうするかは考えておく必要があります。
2. 引越しの方法を決める
次に決めるのが荷物の移動方法をどうするかです。 荷物の移動方法は主に次の5つの方法があります。
荷物の移動方法
- 徒歩で行ける距離なら「台車」
- 「宅配便」で引越し先に送る
- 「JR貨物」で引越し先に送る
- 「自家用車」で荷物の引越し
- 「引越し業者」を使う
友人や家族に手伝ってもらって自分で引越しを行う場合は、「自家用車」+「宅配便」の組み合わせがおすすめです。
細かいものはダンボールに詰め込んで宅配便で引越し先へ送り、大型家具家電のみ引越し業者などに依頼するという形です。
ちなみにレンタカーは意外と費用がかかるので、レンタカーを借りるぐらいなら最初から引越し業者に任せた方がお得の場合が多いですよ。
参考
3. 学校の転校手続き
学校に通っているお子さんがいる場合は、担任の先生へ引越しが決まり次第連絡しましょう。
市役所、転校先の手続きで必要な「在学証明書」と「教科書給与証明書」を発行してもらえます。
参考
4. 引越し先のインターネット回線を申し込む
インターネットは申し込みから使えるようになるまでに早くて”1週間”遅い場合は”1ヶ月以上”かかるので早めに手続をしておいた方が良いです。
固定電話の住所変更もついでに手続きしておきましょう。
新居のネット環境が書かれた備考欄をチェック
賃貸物件に引っ越す場合は、ネット環境のチェックが必要です。
ネット環境の記載は4パターン
- 何も書かれていない
- インターネット完備
- インターネット対応
- フレッツ光設備あり
基本的にはこの4パターンで表記されています。この中で手続き不要で最初からネットが使えるのは2の「インターネット完備」の物件のみ。
「インターネット対応」や「フレッツ光設備あり」といった場合はLANケーブルを繋げるようにはなっているけど、手続きは各自で行う必要があります。
ただ、インターネット環境については念の為「仲介不動産」か「大家」に事前に確認しておいた方が無難だと思います。後で間違っていたとなると手続きのやり直し等で面倒なことになってしまいますからね。
▽引越し日までに済ませること▽
5. 市区町村役場に転出手続き
市区町村役場で転出届けの提出をします。基本的に引越しをする日の14日前から届け出をすることが可能なので、早めに転出届を出しておきましょう。
転出届を出した際に発行される「転出証明書」を引っ越し先の市区町村役場に「転入届」と共に提出します。
また、何回も役場に行くのは大変なので一度で手続きが住むようにどんな手続き必要なのかを事前に確認しておくとスムーズに新生活を送ることができますよ。
転出届と同時に済ませたい手続き
- 国民健康保険
- 印鑑登録
- 児童手当
- 福祉関連の手当
参考
6. 電気、ガス、水道の使用中止・開始手続き
使用停止の連絡と同時に、新居の開栓手続きもしておくのがオススメです。これらの手続きも引越し日の2週間前〜1週間前までには済ませておいてくださいね。
参考
7. 郵便局に「郵便物転送」の手続き
現在住んでいる近くの郵便局へ行って、転居届の提出をしておくと旧住所宛のあなたへの郵便物を新住所へ1年間無料で転送してくれます。
この転送によって住所変更し忘れていたものに気づいたりすることが多いので、ぜひ手続きしておきましょう。
窓口に行く場合は、本人確認が出来るもの(運転免許証、健康保険証)と印鑑が必要なので忘れずに持参してください。インターネットからでも簡単に手続きができますよ。
参考
8. その他、住所変更が必要なもの
最後に急ぎではないけど住所変更が必要なものをまとめてみました。特に銀行、保険会社、クレジットカード、新聞会社は早めに住所変更をしておいた方が良いと思います。
- 銀行
- 保険会社
- クレジットカード会社
- 新聞
- 各種ポイントカード
- 各種定期購入しているもの
引越しチェックリスト
最後に引越しの準備に必要なチェックリストで使いやすいものがあるので紹介します。ズバット引越し比較というサイトで掲載されている「引越し手続き&作業 チェック表」です。
※クリックするとPDFファイルが開きます/ズバット引越し比較
1ヶ月前から引っ越し後までの必要な手続きが、手続き先別に記載されているので、市役所で必要な手続きも一目で分かります!家具の配置や忘れやすい冷蔵庫・洗濯機の水抜きの項目など細かい部分も書かれているのがGOODです。
リストではインターネットの手続きは2~3週間前となっていますが、プロバイダや設備の部分でのトラブルが多いのでとにかく早めがお勧めですね。
チェックリストを探していた方はプリントアウトして参考にしてください。
準備期間がないという方へ
会社都合の転勤で突然引っ越しが決まるという事はよくあります。そういった場合、とにかく出来ることから進めていくしかありません。
引越し完了までドタバタした毎日になると思いますが、手続きミスがあると大変面倒なので時間がない人ほどリストを作成した方がよいです。
急ぎの引っ越しの人には次の記事が参考になると思います。
実際に会社都合の突然の引っ越しを行った事例です。準備の流れだけでなく利用したサービスやかかった費用などの詳細がまとめてあります。
まとめ
引越しの準備のポイントは市役所で出来る手続きはまとめて一回でやってしまうことです。他にもお店へ行って手続きするときは、ついでに出来る手続きは一度で済ませてしまうようにしましょう!
著者プロフィール
由依
転勤族夫をもつ主婦です。夫の転勤で結婚してから5回引っ越しました。 2~3年毎に全国をまわっています。