引越し祝いに何を贈って良いもの・贈ってはいけない物まとめ
親しい友人や同僚が引っ越しをした場合、引越し祝いをあげようと考える方も多いと思います。
では、どのような時に何を贈ったらいいのでしょうか?
今回は、誰もが迷う引越し祝いの贈り物・贈ってはいけないものについてご紹介いたします。
1.引っ越しの種類と引越し祝い
引っ越しをしたからといって必ず引越し祝いをあげないといけないという訳ではありません。
まず、引っ越しの種類によって、引越し祝いをするべきかどうかが決まります。
一般的には、その方が「マイホーム」を購入した時にのみ、引っ越しとしてのお祝いを渡します。
姉家族の家が建ったらお祝いとか持ってこうと思ってたんだけど、暫定だけでも姉へのスヌーピーのティッシュケースとウミウシのぬいぐるみ、姪っ子へのムーミングッズ、あと引っ越し祝いとしてお菓子か少しいいタオルとかそういう系…ってもう既に行く日時に指定して宅配した方がいい気がする📦️
— ゆっこ (@yuki_2_27) April 14, 2021
近所の友達がマイホーム建てて、まだ片付いてないけど来て来てー!てことで、引っ越し祝いと預かってた食材を持って遊びに行った🐶引っ越し祝いめちゃくちゃ喜んでくれて良かった🥰Aesopのハンドソープさすがだなw
— ますく (@28_m_16) August 22, 2020
現金を包む場合、新築住宅や新築マンションの購入時には「新築祝い」という名目で贈り、中古住宅や中古マンションの購入時には「引越し祝い」という名目で贈るのが一般的です。
ですので、土地の購入や社宅への引っ越し、アパートや借家への引っ越しの際での引越し祝いはしないことが多いです。
しかし、転勤による引っ越しの場合は「栄転祝い」として、また賃貸への引っ越しであっても親しさによって餞別(せんべつ)としてお祝いを渡す方もいます。
また、お祝いを渡すかどうかは状況によっても変わってきます。引っ越しパーティーとして誘われた場合は、誘われた手前、引越し祝いや贈りものを持っていく方がほとんどです。
しかし会社で何かの話の途中でふと新築住宅を建てた事を知らされたとか、あまり親しくも無い方から新築住宅を建てたことを知らされた場合は、お祝いやプレゼントを何も贈らないということも少なくはありません。
2.現金を包む場合いくら入れれば良いか
現金をお祝いとして包む場合、引っ越す人との人間関係や親しさによって相場は変わりますので、この金額で無いと絶対ダメといった決まった金額はありません。
ただ一般的に「新築祝い」や「引越し祝い」として現金を送る場合、友人や会社の同僚・上司で5,000円~10,000円程度、親兄弟や親せきで30,000円~50,000円程度のことが多いようです。
また、上司にお金を贈るのは避けた方が良いという意見も中にはあるようです。
- 友人や会社の同僚・上司 5,000円~10,000円程度
- 親兄弟や親戚 30,000円~50,000円程度
3.引っ越し祝いは何をもらうと嬉しいか
正直、引越し祝いとして貰うのであれば何にでも使う事が出来る現金がおそらく一番嬉しいと思います。
私も貰えるのであれば現金が一番嬉しいです。現金はちょっと謙遜されそうと思うのであれば、商品券でもいいかもしれません。
ある引っ越し業者(日本通運)が、100人に引っ越しのお祝いで何をもらうと嬉しいかというアンケートをしたところ、現金か商品券と答えた人が約70%だったようです。
新居となると、これからどんどんお家の中のインテリアも揃えていく方が多いと思うので、自分の好みにあったものを購入して置きたいので現金がありがたいと思うようです。人からもらったものだと自分の好みに合わない場合もありますよね。
とはいえ、何かお祝いをしてあげたいけれども、家庭の事情で現金や商品券を包む事が難しかったり、複数人でお金を集めて1つの引越し祝いのプレゼントをするということも考えられます。
では次に、現金以外なら何を贈ったら良いかについて考えてみましょう。
4.現金以外に贈るとしたら何がよいか
モノを贈る場合、相手の趣味や好みによって何をもらうと嬉しいかが異なるので、これを贈った方が良いという正解がありません。
しかし、相手の好みを知っているのと知っていないのでは、喜ばれる確率が変わってきますよね。相手の好みを知っている人は、その人が喜んでくれそうなものを選ぶことができると思います。
もし、好みが分からない場合は思い切って本人や家族へのヒアリングしてみたり、友人からのアドバイスをもらったりしてみるというのも一つの手段です。
本人に聞く場合、サプライズは無くなるかもしれませんが、リクエストをしてもらう事でプレゼントを何にしたら良いかと迷う事も無くなり、貰った本人も喜ぶことでしょう。
プレゼントとして多いのは、時計や食器、タオル等の生活用品や観葉植物、キッチングッズ、食品などです。それ以外にも個性豊かなインパクトのあるプレゼントでサプライズというのも良いかも知れません。
一般的な例
- 時計
- 食器
- タオル等の生活用品
- 観葉植物
- キッチングッズ
- 食品
- カタログギフト
私の個人的な意見としては、カタログギフトもお勧めです。最近のカタログギフトは生活用品だけでなく、旅行や温泉、食品など幅広いジャンルのものを取り扱っており、自分の予算に応じて購入することができるからです。
贈られた方はカタログに掲載してあるものの中から、自分の好みに合ったモノを選ぶ事が出来るので、喜んでもらえると思います。
カタログによっては、贈られた方に金額が分からないようなカタログもあるので、贈る人にとっても贈られた方にとってもうれしい「お祝い」の品の一つだと思います。
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5.贈ってはいけないものがある
引越し祝いでは、贈ってはいけないものが存在します。一つは火に関連するモノです。
理由は火事を連想させるからです。そういったことから、ストーブや灰皿、オーブントースターなどは避けましょう。また、赤い花や赤いものも避けた方が良いと思います。
アロマキャンドルはオシャレなのでもらったら嬉しいですし、プレゼントする方もいると思いますが、引っ越し祝いには向いてないと言えるでしょう。
また、新築の場合、初めは壁に穴を開けたくない人が殆どです。どうしても壁に穴を開けないと設置出来ない壁時計や写真フレームなどは避けた方が良いと言えます。
引越し祝いとして避けた方が良い物
- ストーブ
- 灰皿
- オーブントースター
- 壁に穴を開けて設置するもの
まとめ
以上の通り引っ越しのお祝いやプレゼントは、その人との人間関係やその人の好みによって予算や贈るものが変わってきます。
一番重要なのは、贈るモノや内容よりも気持ちです。贈る際に心から「おめでとう」の気持ちを伝える事が出来れば、贈ってもらった方もそれが何であれ嬉しいのではないでしょうか。
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著者プロフィール
パピヨン
夫が引越し業者で働いていた経験があり、引越し業界の内部情報のネタが豊富です。