【引越し】粗大ゴミの出し方・料金まとめ
スムーズな引越しをするために不要なものは捨ててしまうことがポイントです。引越しは思い切って処分するよい機会ですが、タンスやベッドなどの大きい物は粗大ゴミとなるため通常のゴミ収集に出すことができません。
そのため、大型の家財道具などを捨てる場合は、市区町村の「粗大ゴミ受付センター」へ申し込みをして収集してもらうことになります。
粗大ゴミの収集日は各自治体によって異なるので早めに担当窓口で申し込みするのがおすすめです。
※粗大ゴミは毎日収集しているところもあれば、月1回のみの地域など差があります。
1. 粗大ゴミとして出せるものかを確認
家電リサイクル法の対象機器は出せない
大型のものなら何でも粗大ゴミとして出せるのかといえばそうではなく、家電リサイクル法に規定する特定家庭用機器対象品目(エアコン、テレビ(ブラウン管・液晶・プラズマ)、冷蔵庫、冷凍庫、洗濯機、衣類乾燥機)は収集してもらえません。
それらの家電用品の処分方法は、2つあります。
1つ目は家電量販店に引き取ってもらう方法です。対象の4品目を買い換えたり、処分したいという場合は直接家電量販店にいきましょう。
販売店ごとに引き取り方法が違うので、不明なことがあれば問い合わせてみてくださいね。
2つ目は自分で指定引取り場所に処分したいものを持ち込む方法です。郵便局の窓口で家電リサイクル券を受け取り、必要事項を記入して、お金を振り込みます。そして、処分する家電と支払い済みの家電リサイクル券を指定引取り場所に持っていきます。
また、他の方法として違法な回収業者に依頼するという選択肢もありますが、依頼すると高額の料金を請求されるなどトラブルが起こる可能性もありますし、不法投棄や不適正処理で処分される可能性もあるので気をつけてくださいね。
その他収集されないもの
- 爆発物・発火物→プロパンガスボンベ...など
- 処理が困難なもの→オートバイ、原動機付自転車、タイヤ 、自動車用鉛蓄電池、大型耐火金庫、ピアノ...など
2. 「粗大ごみ受付センター」に申し込む
各自治体の公式サイトに連絡先や申し込み方法が掲載されているはずです。収集日、手数料、有料ごみ処理券(有料シール)の種類、必要枚数などを教えてくれます。
東京都
大阪市
名古屋市
福岡市
3. 粗大ごみ処理券を購入する
粗大ゴミの処分は有料で、各自治体が発行する「粗大ごみ処理券(手数料納付券)」 を品物1点毎に貼り付けて出します。
粗大ごみ手数料は地域によりますが約200円~1500円が目安です。大きい物ほど高くなります。
「粗大ごみ処理券(手数料納付券)」はスーパー、コンビニなどの指定販売店または環境事業所で購入できます。
4. 粗大ごみ処理券(手数料納付券)を粗大ごみに貼って出す
- 粗大ごみ処理券(手数料納付券)には名前と収集日を書いてから貼る。
- 粗大ごみ処理券(手数料納付券)は出される品目ごとに見やすいところに貼る。
- 粗大ごみはご自宅の玄関前(門前)に出す。集合住宅などの場合は粗大ごみ置き場か集合住宅などの入口付近に出す。
※粗大ごみを外まで運び出すことが困難な場合は、受付センターに相談してみましょう。
まとめ
引越しの準備をする前に不要となる家財道具を紙に書き出し、どのように処分するのかを整理しておくとトラブルが減りスムーズな引越しを行えると思います。
また、引越し業者のオプションで粗大ゴミの処分もありますが、間違いなく高くなるのでできれば自分で処分する方が良いですよ。
自分で捨てる場合は運ぶのが大変ですが、粗大ゴミで捨てるとかなり安く済ませられます。
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プロフィール
由依
転勤族夫をもつ主婦です。夫の転勤で結婚してから5回引っ越しました。 2~3年毎に全国をまわっています。