宅急便で引越し!?引越業者を使わずに荷物を運ぶ方法
引っ越しの運搬は、引っ越し業者に頼むか自分の車で運ぶしかないと考えていないでしょうか?実はそれ以外にも荷物を運ぶ手段はあります。
それではどういった方法があるのでしょうか。答えは宅急便です。今回は宅急便を利用して、荷物を引越し先へ運ぶ方法について解説していきます。
引っ越しに宅急便を利用する
荷物が自分の車やトラックに入りきらなかった場合などは、宅急便で送るという手段も有効です。
宅急便を利用して引越しをするメリット
単身での引越しや大型の荷物が少ない方は、引越し業社を使用して引っ越すよりも宅急便を使用した方が安く済む場合があります。
また、宅急便での引越しのいいところは、繁忙期がないのでいつでも均一の料金で引越しができるところです。
引越し業社に依頼するとどうしても3月や4月また休日の引越しとなると料金が上がってしまいますが、宅急便の場合は時期を気にする必要がないですし、受け取り日時も指定することができるので、荷物が届くまでの待ち時間が少なくて済むのもいいところです。
そして見積もりを取る必要がないので、訪問見積もりの手間や時間が削減できるのもメリットですね。
私も節約するためにやりました!
筆者も今から10年程前に、岐阜県~宮城県への引っ越しを出来るだけ安く抑えようと軽自動車パンパンに荷物を積み込みました。
しかし前席に夫と私の2名分乗車スペースを確保した上で、軽自動車に荷物を積むには限界もあり、ダンボール15箱程度は郵便局から送ったのでした。合計20,000円程度だったと思います。
単身BOXや自家用車など限られている空間に荷物を詰める場合、必ず積みこまないといけないという先入観もありますが積みきれなかった場合は宅急便を利用してはいかがでしょうか?
大型家具がなければ宅急便だけでも荷物は運べる
また、転勤が多く家具家電付きのアパートに住んでいる方はそれほど荷物も多くないでしょうから、宅急便だけで済む場合もあるようです。
独特な宅配業者のサービスをチェック!
宅急便は、大きく分けると”重さ”で料金が変わるところと荷物の”サイズ”で料金の変わるところがあります。その他に大きく重い荷物や家具家電の宅急便対応をしている業者もありますのでうまく使い分けましょう。ここでは、ちょっと変わった特徴のある宅配業者を紹介します。
はこBOON
はこBOONの大きな特徴は、その料金が荷物のサイズではなく、重さで決まる事です。3辺の大きさは160cm以内という制限がありますが、25kgまで対応しており、やや大きいけど軽い荷物は頼みたい方法です。
※2018年5月2日にサービス終了しました。
飛脚ラージサイズ宅急便(佐川急便)
大きくて重い荷物でも対応してくれるのが、佐川急便の飛脚ラージサイズ宅急便です。3辺合計が260cm以内でかつ50kgまで荷物に対応しています。
らくらく家財宅急便(ヤマトホームコンビニエンス)
家財宅急便は、家具や家電1つから送ってくれる便利なサービスです。サイズごとの分かりやすい料金設定で、オプションで家具の組み立てや設置などの対応もしてくれます。
宅配料金を算出できる便利サイト
次にサイトのご紹介です。先ほども少し触れたとおり、宅配料金は、荷物のサイズ、重さ、配送先で料金が変わります。いったいどこの宅配業者が安いのか・・・と迷った時に便利なサイトが「送料の虎」です。
荷物のサイズ、重さ、配送元と配送先を入力するとそれぞれの宅配料金が算出されます。このサイトの便利なところが、その荷物を○cm以下○kg以下に抑えるともっと安くなりますよ。と教えてくれるところです。
まとめ
現在では、多様化した宅急便のサービスがありますので単身の場合は単身BOXや引っ越し業者を使わず、こういった宅配サービスを上手く利用した方が安い場合もあります。
大きくて重い荷物がそれほど無いのであれば、小型のものや積み下ろしがしやすいものは自分で運ぶ。重いもの・運びにくいものが無い場合は、家財宅急便で送る。という方法と比較してみてはいかがでしょうか?
その他の方法. レンタカー
安く済ませたいので、引っ越し業者に頼まず自分の車で運ぼうと思ったが、荷物が入りきらない。仕方が無いので、引っ越し先と今まで住んでいたところを何度も往復。長距離だとますます大変ですよね。
しかも長距離ではガソリンや高速料金が高くつきます。
また、家具が大きすぎて車には積めないと自分で運ぶのを諦めている方いませんか?
そんな時に役に立つのが、レンタカーです。中にはトラックを借りられるところもあって、軽トラックであれば6時間5000円程度で借りられるレンタカー会社もあります。
軽トラックの場合屋根の無いトラックもあるので、雨天時の対応をどうするかまで考えて借りるようにしてください。
その他の方法. 便利屋さん
荷物は車やトラックに積みきれそうだけれども、どうしても重い家具・家電は1人で持てない。でも、誰にも頼めない。といった時に便利なのが、便利屋さんです。
料金は1時間あたり3000円/人程度で、出張費は場所にもよりますが無料のところから2000円程度が一般的なようです。車両の貸出をしているところもあって本当に便利な便利屋さんです。
便利だけど引越しのプロではない
ただし注意したいのが、便利屋は引っ越し業者ではないということです。引っ越し業者と同じように便利屋さんにも引っ越し作業を頼む事ができる便利屋さんも多いようですが、引っ越し作業については当然引っ越し業者の方が慣れていまし、効率も良く、作業者の体力もあります。
梱包であっても場数を踏んでいる引っ越し業者の方が長けています。それを理解した上で、場合に応じて上手に依頼してみて下さい。
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著者プロフィール
パピヨン
夫が引越し業者で働いていた経験があり、引越し業界の内部情報のネタが豊富です。