【実例】突然の転勤!超短期で引越した時の手続きの流れ・費用など
引越しについては自分達で決めている人もいれば、突然会社の都合などにより決まる人もいます。それは我が家も例外ではありませんでした。
3月上旬には全く引越しをすることすら予想していなかった私ですが、3月中旬になって夫の仕事の都合で引っ越しが決定。4月1日に宮城県から岩手県への引っ越しをすることになりました。
引越しに関することを色々調べたり、記事を書いたりしている私ですが、今回の引越しで反省する点が多々ありました。
そんな私の(宮城県)仙台市から(岩手県)花巻市への引越しについて、上手くいった点と反省点を交えて紹介します。
引越しの特徴としては、超短期での引越し。単身引越しサービスとらくらく家財宅急便を利用し、その他は自分たちで搬出・搬入したということです。
1. 引っ越しは突然来る
仙台に住んでいる私ですが、3月上旬には引っ越す予定も全くなく、いつも通りの生活をすごしていました。それどころか新年度に向けて、ちょっとした家具を買ったり小物を買ったりもして家財も増やしていました。
そんな3月中旬のある日、突如夫から仕事の都合で県外へ引っ越すと知らされたのでした。私としては宮城県が出身でもあり地元にも近く、仙台市は住み心地も良い街なので引っ越すのには抵抗がありました。
せっかく知り合った友達や、勤務先の人々との別れ、せっかく学校や保育園に慣れた子どもたちの事を考えるとの正直辛かったです。そうは言っても、決まったことと割り切って引っ越す覚悟を決めたのでした。
引越しまでの期間が短く毎日がバタバタ
引越しが決まったのは突然でしたが、すぐに夫が物件をほぼ決めてきて、引越しの手続きに入りました。
しかし数日して、その物件に入れないという連絡が入り、手続き関係はほぼやり直しになったのでした。そのため、毎日がバタバタしました。
仕方がなく夫は有給休暇をとって、子どもたちは仙台市のとある保育園に預けて物件探しです。保育園に預けられる時間も限られている為、その時間内で物件を決めなくてはなりません。仙台市から花巻市まで高速道路で移動し、市役所に必要な書類を貰いつつ不動産屋を複数件回り、なんとか1日以内で物件を決めました。
2. 単身引越しサービス×2とらくらく家財宅急便を利用
夫の会社では、規定でヤマトホームコンビニエンスの単身引越しサービスのBOXが2台利用できます。しかしそれ以外は実費精算とのことです。
私たちの引越し希望日は4月1日だったので、まさに引越し業界では繁忙期。
オフシーズンや通常期なら相見積もりを取るところですが、荷物も沢山あることから相当額になることを想定し、初めから無料で利用できる単身BOX2台以外は自分達で運ぶことにしました。
しかし、エレベーター無しの4階からの搬出は大変です。大型冷蔵庫は自分達では困難と判断し、らくらく家財宅急便を利用しました。
3. 上手くいった点
冷蔵庫以外にも、洗濯機やソファー、本などの重い荷物は単身BOXに入れてもらいました。
入りきらないものは自分たちで運ぶとはいえ、予めどの荷物を入れるか自分達でも把握できるよう単身BOXの大きさに荷物をまとめたことで、ある程度軽い荷物を自分たちで運ぶことが出来たのは上手くいった点です。
単身BOXのサイズに荷物をまとめた様子
4. 失敗した点
トラックへ荷物が入りきらなかった
当初の予定では、引越し業者に4月1日に来てもらいその日のうちにマンションを退去。残った荷物は4月1日のうちに親戚から借りてきた軽トラックで運ぶ予定でした。
ところが荷物が入りきらず退去日を延長してもらいました。積載量の目論見が甘かった点は失敗です。
最終的には、軽トラックで仙台~花巻間を6往復することに!!全くもって見積もりが甘かったです。
引越し業者の繁忙期なので自分たちで運ぶことを選びましたが、結果6往復することになり、引越し費用は抑えられたものの、かなり運ぶのに日数がかかってしまったので、家の中が全然片付かなかったです。
荷物が行方不明になった
ダンボールには荷物の中身と部屋名を記載し、何がどのダンボールに入っているように分かるようにしていた私ですが、指示不足により夫と手伝いに来てくれた姉親子はとにかくダンボールに荷物を入れまくり、大切な保険証が行方不明となってしまいました。
大切なものは初めに別にしておくべきだったと反省しています。
また、とにかく急いでいたのもあり、段ボールへの荷物の入れ方も適当だったので箱の中で中身がぐちゃぐちゃになってしまっていて、片付けの時間もすごくかりました。
インターネットが開通するのに日にちがかかった
引越し関係の手続きは、時間がかかりそうなものからしていました。しかし、間に合わなかったのがインターネットの開通です。
元々引っ越し先にネット環境のあるところではそれほど日数がかからないのでしょうが、私の引っ越し先では工事が必要で時間がかかるとのことでした。ちなみに私は連絡してから20日以上必要になりました。
インターネットをよく使用する身としては、致命的な失敗点でした。携帯のデザリング機能でしばらくパソコンを使用していましたが、ギガ数にも限りがあるので、使用時間を制限しながらインターネットを使うことになったのはかなりの痛手でした。
今回の引越しのまとめ
今回の引越しの主な荷物は下記の通りです。
- 大型食器棚 1個
- カラーボックス 8個
- テレビ台、大型テレビ 各1台
- 大型冷蔵庫 1台
- ソファー 1台
- 椅子 7個
- 学習机 1台
- 洗濯機 1台
- 大型本棚 3個
- ダイニングテーブル 1個
- 布団、毛布類 5組
- 衣装ケース 12個
- 石油ストーブ 2個
- 空気清浄機 1台
- 除湿器 1台
- エアコン 1組
- ダンボール 大小合わせて120個程度
など
今回の引越についての簡単な時系列は下記の通りです。
3/11 引っ越すことが決定
3/12 引越し先が仮決定
3/14 保育園・小学校に転園と転校する旨を連絡
3/15 駐車場の解約手続き
3/16 仮決定だった引っ越し先が白紙に
再物件探し・物件決定
3/22 インターネット手続き・ガス・電気等引越しの手続き
4/1 引越し業者搬出&軽トラック搬出(1回目)
転入届等市役所手続き
4/2 軽トラック搬出(2回目)
4/3 軽トラック搬出(3回目)
4/9 軽トラック搬出(4回目)
4/10 軽トラック搬出(5回目)
4/17 軽トラック搬出(6回目)
4/19 退去手続き・不動産屋立ち合い(予定)
今回かかった引越し経費は下記の通りです。(単身引越しサービスは会社負担の為無料)
- らくらく家財宅急便 10,846円
- ガソリン代 往復約3,000円×6回
- ETC利用 大和IC~花巻IC 休日割引往復4,620円×3回
合計 約43,000円
引越しシーズンにしてはかなり安くすみましたが、運ぶ時間と片付けの時間が驚くほどかかってしまいました。
失敗したなと思うことは多かったですが、今は無事引越しが終わってホッとしています。
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著者プロフィール
パピヨン
夫が引越し業者で働いていた経験があり、引越し業界の内部情報のネタが豊富です。