引越し女子部公式ブログ

引越し部員達が女性目線から引っ越しや住まいに関する悩み解消方法をわかりやすくまとめています。

荷造り用ダンボールの入手方法・組み立て方・処分方法

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引越しでは必ずと言っていいほどダンボールが必要になります。人によっては50~60箱以上必要になることもあり、自力でダンボールを調達する場合は苦労することもあるようです。

引越し時のダンボールをどこから入手したらよいか迷っている人は是非参考にしてみてください。

ダンボールの4つの入手方法

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1. 通販で購入

ダンボール運搬の手間を省けるのが通信販売でネット購入することです。サイズも細かく選べて、沢山ダンボールを注文するのであれば安く済みます。おすすめの段ボール通販ショップもご紹介しておきます。

アスクル

www.askul.co.jp

 

ASKUL(アスクル)は対応用紙サイズと高さが細かく設定されていて複数枚セット対応であることが特徴。オフィス用品で有名なアスクルですが、ダンボールの品揃えも豊富です。

「引越し用ダンボール」があることはもちろん、重いもの専用の「強化ダンボール」、「衣料品用段ボール」、「CD・DVD用」ダンボールなど収納するもの別にダンボールを選べるのも良い点です。

登録が必要ですが、登録料・年会費が無料。法人であれば税込み1,000円以上で送料が無料。法人以外の利用であれば3,300円以上の注文で送料無料になりますよ。

また、お届けまでのスピードが早いので急いでいる場合はアスクルがお勧めです。

ダンボールAエース

www.bestcarton.com

 

株式会社アースダンボールは社名の通りダンボールの専門店です。サイトを見てもらうと分かるように、とにかく種類が多いのが特徴。サイズだけではなく、納期別、用途別などでダンボールを選べるのも便利。

引越し用のダンボールセットも、単身者向けやファミリー向けなどがありわかりやすいです。しかもダンボールセットであれば送料無料なのでお買い得です。特価品も多くあるので大量購入の際にはこちらもお勧めです。

フジモクネットショップ

www.ipac-fujimoku.co.jp

フジモクネットショップは引越し用のダンボールだけではなく、クラフトテープ、ミラーマット(梱包材)もセットになっているので大変便利。家族の人数別でセットが選べるので、迷わず購入できます。また、どれぐらいの荷物を車に乗せられるのかも載せてくれているので参考にしてみてくださいね。

2. ホームセンターなどで購入する。

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通販より多少割高であっても、少量のダンボールであれば欲しいサイズのダンボールを必要なときにだけ購入できる店頭購入がお勧めです。

通信販売よりも種類は少なくなりますが、引っ越しで使用する分には十分なだけのサイズはあります。

参考にカインズホームのダンボールの販売価格のキャプチャ画像です。

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3. 引越し会社から無料でもらう

引越し会社によっては、無料でダンボールを貰うことも出来ます。業者によっても違いますが50枚程度のダンボールが貰えるところが多いようです。

日通のアンケートによると50枚以上のダンボールが必要になるかたは4分の1未満なので、〜50枚程度のダンボールがあると心強いです。

荷造りに必要なダンボール数の目安
  • 単身の場合:ダンボール10~15枚
  • 2人の場合:ダンボール20~30枚
  • 3人の場合:30~50枚
  • 4人の場合:50~80枚

荷物の多さによっては変わりますがおおよそのダンボールの必要枚数になります。

4. お店でダンボールを貰う。

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引越し業者には頼まない方、ダンボールは要らないので出来るだけ安くしてほしいと引越し業者に伝える方は、お店でダンボールを貰うという方法もあります。

スーパーや薬局では商品を運ぶ為のダンボール箱を置いているところもあるので便利です。

しかし希望のサイズや数量が手に入らない場合もありますので、その場合スーパー以外に行くのも良いかもしれません。

例えば、大型衣料量販店や大手の家具・インテリア小売店などでは毎日大量のダンボールが取り扱われています。スーパーや薬局のように手軽に手に入らないかもしれませんが、意外と良いダンボールが見つかるかもしれません。

そういったダンボールは店頭には置いていないので、店員さんに聞いてみるのが良いでしょう。

ダンボールを無料で貰えるお店の例
  1. スーパーマーケット
  2. 薬局
  3. 大型衣料量販店
  4. 大手家具インテリア販売店
  5. 大型カー用品店
  6. 電気屋さん
  7. 酒屋さん

お店によって段ボールの取り扱いは異なるので、従業員の方に確認してみてください。

ダンボールの組み立て方

底面の左右をたたみ、さらに上下をたたんで、ガムテープでとめます。橋を3~4センチ位出して、中心の合わせ目で封をします。ガムテープは十字かけでOK!

ダンボールのサイズについて

ダンボール箱を選ぶ際には、自分の詰めようと思っている荷物のサイズに合っているかとある程度の統一性が重要です。

ダンボールサイズがバラバラの大きさであるとトラックに荷物を積む際に余計なスペースが出来てしまったり、積みにくかったりするからです。

また、書類などの重い荷物はある程度小分けして運びやすさも考えてダンボールを選ぶと良いでしょう。

通販やホームセンターでダンボール箱をある程度購入しておいて、足りなければ必要に応じてスーパーなどで貰うというのが、最も手っ取り早いかもしれませんね。

引越し業者のダンボールのサイズを参考にすると以下のようになっています。

業者名 ダンボールサイズ(mm) 宅配便の基準
サカイ引越センター Mサイズ(530x350x350) 120サイズ
Sサイズ(320x350x355) 100サイズ
アート引越センター Mサイズ(500x350x350) 120サイズ
Sサイズ(380x350x235) 100サイズ
ヤマトホームコンビニエンス Mサイズ(510x340x330) 120サイズ
Sサイズ(340x340x330) 100サイズ
ハトのマークの引越センター Lサイズ(550x420x360) 140サイズ
Mサイズ(450x320x290) 120サイズ
ハート引越しセンター Mサイズ(490x350x380) 120サイズ
Sサイズ(390x310x340) 100サイズ

ダンボールの処分方法

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引越しでは、沢山のダンボールを使いますので引っ越した後にも大量のダンボールが出ることになります。そういったことから、処分に困る方も多いです。

それでは、引越しで出たダンボールの処分方法について紹介します。

まず金属・テープの分別をしましょう

ダンボールを引っ越しで使用する際には、ガムテープやクラフトテープで留めることが多いと思います。場合によっては、大型ホッチキスで留めてあるダンボールをそのまま使用することもあるでしょう。

処分の際に重要なのが、そういったダンボール以外のものを分別することです。処分するダンボールは、大抵はそのままもう一度再利用されるか古紙として再利用されます。

最近では、ダンボールや古紙を溶かす時に金属や接着材などの成分分離が可能な技術もあるようですが、そういった設備を取り入れていないところでは、分離が難しいからです。

これから紹介する自治体の資源ゴミや廃品回収でも、分離を推奨しているところも多いので、迷ったらまずは分離しましょう。

処分方法1. 引っ越し業者に回収を頼む

業者に引っ越し作業をお願いすると、ダンボールの無料回収をしてくれるところもあります。嬉しいことに対応してくれる期間が引越しから数日程度ではなく、長いところで3ヶ月対応可能なところもあります。

各社ダンボール回収の対応状況は以下のとおりです。

会社名 料金 条件
アート引越センター 無料 引越し後3カ月以内1回に限り
日本通運 無料 引越し後3カ月以内1回に限り(単身パック当日便は1ヶ月以内)
クロネコヤマト 無料 単身引越サービスの場合は1回3000円(税別)
ハトのマーク 無料 当社の段ボールのみ
ハート引越しセンター 無料 引越し後1カ月以内1回に限り
サカイ引越センター 1回1000円(税別) 3/15から4/15は回収不可、他社ダンボールもOK
アリさんマーク 1回1000円(税別) 他社ダンボールもOK

処分方法2. ごみの日に資源ごみとして出す

頼んだ引っ越し業者は有料でのダンボール回収しかしていない。または、そもそも引っ越し業者に依頼していないので回収がお願いできないという方は、引っ越した先の自治体で資源ごみに出すというのも良いと思います。

多くの自治体では、資源ごみとして回収しています。紐で縛る等自治体によってルールが異なりますのでお住いの自治体にご確認下さい。

同じダンボールであっても汚れがあったり、コーティング処理などをしていたりすると資源ごみとして回収してくれない場合もありますので注意が必要です。

処分方法3. 廃品回収で出す。

地域で行っている廃品回収の日に出すというも良いでしょう。資源ごみではなく廃品回収ではないと出せない地域もあります。

引っ越した先の地域活動に参加するという意味もありますし、資金源として貢献できるということもあります。

廃品回収自体で得られるお金は僅かですが、各市町村によってはその活動を奨励金というかたちで支援しているところもあります。

奨励金は地域や子供会などの活動の重要な財源になっていることもあります。ただ、廃品回収の日は地域によって数ヶ月に一度しか行われない場合が殆どなのでそれまで一時置きしないといけないというデメリットもあります。

また、スーパーやショッピングモールの駐車場スペースで定期的に廃品回収を行っている場合もあるので、各自治体のホームページをチェックしてみてください。

まとめ

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少しでも節約したい方や自力で引越しをしようと思っている方は、ダンボールの入手が必要です。色々な入手方法がありますが、最近はネットでの購入でも送料無料でそれほど高くないので便利ですよ。

ダンボールを使って引越しをしたら処分が伴って必要になりますが、スーパーなどでもらったダンボールは虫がついている可能性もあるので、なるべく早く処分してくださいね。

著者プロフィール

引越し女子部 パピヨン

パピヨン

夫が引越し業者で働いていた経験があり、引越し業界の内部情報のネタが豊富です。

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